突然ですが、カルボナーラの語源って何だか知ってます？
「黒胡椒が炭の粒のように見えることから」言う話と
「昔し炭職人が栄養を簡単に早く取る為に作ったパスタ料理」
と言う話も聞きますが・・・
カルボナーラ→カルボン→炭→炭素→カーボン
そう今回は燃焼室にたっぷり溜まったカーボンの話です。



すごいカーボンの蓄積量でしょ〜徳川埋蔵金なみですね〜
このカーボンを落とすには糸井重里の根気が必要です！
よく古いバイクや車で青い煙を出しながら走っているのを見かけると思いますが、エンジンの中は写真のようになってると思います。
なぜこんなになるかと言うと、まずバルブにはシリンダーとの境に
オイルシールが有ってシリンダーヘッドから燃焼室のオイルの混入を
防いでいるのですが（フロントフォークのオイルシールみたいな役目）
このオイルシールが熱と経年変化で硬化してくると、燃焼室が吸気する力で
オイルが流れ込む事を、いわゆる「オイル下がり」で
ピストンリングのヘタリとシリンダーの磨耗でクリアランスが
大きくなると下からオイルがこみ上げてくるのが「オイル上がり」です。
で、この二つの症状が出てガソリンと一緒に燃やされて、
このエンジンみたいになるのです。
なかなかダブルパンチは珍しいのですが、ここまで来ると、
ピストンやバルブに重たい帽子を被って運動してるのですから
オーバーホールをする効果もそうとう値打有ると思います。
それとガソリンだけでも環境に良くないのですが、オイルまで燃やして
走ってると・・・ですよね。
今、ちょっとマフラーから煙が出ている人が居ましたらバイクの為、
環境の為、自分の為にも早めの手当てをしてあげて下さいね。

あまり環境とか言える職業でも立場でも無いですが、
そんな立場だからこそ出来るだけ心掛けては行きたいものです。
私の車でけでもプリウスを何台売っても追いつけない位に空気汚染してるからこそ出来るだけ・・・そう・・出来るだけ配慮して行きます。
みんなが、まずアイドリングで駐停車しないだけでもそうとう変ると思います。

だいぶ寒くなって来た夜に一人でパソコンを叩きながら今夜のご飯は
カルボナーラと決意し、行き着けの「クーネル」と言うレストランに行こうと思ったら定休日でした・・・ここのカルボナーラ最高に美味しいです！！